松本市は県下一多い約4,000 人の外国籍住民が住んでいます。私たちは松本市教育委員会の委託を受け、外国由来の子どもたちが一日でも早く日本の学校教育を受けられるように、初期日本語指導・教科に必要な日本語学習指導を 中心に学校生活のサポートをします。
子ども日本語支援センターの業務を紹介します。
日本語支援員の派遣
来日間もない子どもたちに直接法による日本語初期指導、及び日本語指導の視点からの教科学習支援、生活日本語を話すことはできていても、 学習用語が理解できていないことが原因で学校の授業についていけない児童生徒への日本語学習支援を行っています。
各小中学校に日本語支援員を派遣するほか、田川小学校内の子ども日本語支援センターに通って集中日本語指導を受けることもできます。バイリンガル支援員による通訳・翻訳・相談
外国由来の児童生徒、家族に母語によるカウンセリング、各種書類の翻訳、懇談会・家庭訪問時の通訳を行います。 子どもや家庭の不安が解消されることにより、学校生活を安心して送れるようサポートします。
日本語教育関連書籍・教材の紹介
日本語支援センターには、児童生徒向けの各種日本語学習テキストやその指導書、日本語教育 関連図書等、最新の指導法・情報が揃っています。閲覧、貸し出しも可能なほか注文もできます。 随時お問い合わせください。
進学ガイダンスの開催
長野県教育委員会、長野県国際交流推進協会との共催で、外国由来の子どもたちの高校進学を推進するために、 国別に通訳が入り高校教育の仕組みや学校生活の詳しい説明を受けるものです。細かな点まで質問、相談ができ、 日本の教育システムの理解にもなり、小中学生が将来への夢を 持つことにもつながります。
保護者との交流会
各国の教育と日本の教育は様々な点で仕組みも考え方も違いがあり、外国から来た親子が正しい情報を得て理解することが必要です。 交流会は、誰もが気軽に参加でき、質問できるようにティーパーティー形式で行います。
松本子ども日本語支援センター便り (PDFファイル)
■松本子ども日本語支援センター便り No.12 平成25年12月
■松本子ども日本語支援センター便り No.11 平成25年8月
■松本子ども日本語支援センター便り No.10 平成25年4月