中信多文化共生ネットワーク
<CTN>
趣意書



 今、中信には約1万人の外国籍市民が暮らしています。これまで過去10数年、外国由来の方たちの尽きることのない問題に地域の方たちが、手弁当で日本語教室、労働、医療、子どもの教育などで交流や支援をされてきました。献身的に外国由来の人々が住みやすい地域になることに尽力されてきた方々に敬意を表したいと思います。しかしながら、問題は日々、起こり、解決することは容易ではありません。そこで私たちは中信でこれまで外国人支援に携わってきた方々、当事者である外国由来の方々が知恵を出し合い、協力していく場を設けることが必要だと思うに至りました。飯田市、上田市など県内の他地域では、市民各層の協力、行政との協働がおこなわれ、多文化共生が進んでいるのをみても、中信の新たなネットワークの必要性を感じざるをえません。

 よってここに「国籍や文化の違いを超え、お互いに理解しあい、心から交流しあって住みやすい社会」を目指して、中信多文化共生ネットワークを設立します。この会では、

  1.情報交換、交流会、学習会
  2.医療健診、労働者支援、子どもの教育支援、日本語教室などの支援活動

との連携を通じて、当事者、支援者、行政、地域の人たちが互いに学びあい、協力を促進するような活動をしていきます。

 外国由来の人々の問題は、フリーター、不登校、障がい者、女性問題など同じ人間として日本人がかかえる問題と共通します。そこで、地域の人に広くこの問題に関心を持ってもらうよう努めるとともに、ユニークさゆえに弱い立場に置かれがちな人たちとも力を合わせ、問題を共有しながら、マイノリティにもマジョリティにも住みやすい地域づくりを目指します。

 外国由来の人たちの声に真剣に耳を傾け、対話していくことは、日本人だけでは決して気づけない発見、自己が変わっていく喜びがあるものです。私たちはお互いの違いを認めあい、その違いが生みだす豊かさを味わいあうことのできる新しい21世紀の「ふるさと」中信地域を作りたいと思います。  皆様のご協力・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。